ブラックのイメージが強いタクシードライバーに転職してみた結果。

はじめまして、タクサポの代表、芳川と申します。
この度は目を通していただき誠にありがとうございます。

私がタクシードライバーを始めたのは24歳の事でした。それまで大手の不動産に勤務をしていたのですが経営者になりたいという夢があった為、仕事を辞める決意をしました。その後、経営をしようとチャレンジしましたが失敗…社会という荒波にボコボコにされ、背負った借金は300万。笑

借金を返済しながら、再チャレンジする為には『勉強する為の時間』と『借金を返済する為のお金』が必要でした。

そんな折、資格も何もなかった私が求人広告から見つけた文字が、

「月収50万可能・休みは毎月17日」という、タクシードライバーを進めるブラック企業さながらの嘘くさい求人広告でした。

かなり嘘くせぇ…と思いながら、その条件が本当であれば十分に自分のやりたい事ができると思い、藁をもすがる気持ちでタクシードライバーとなる決意をしました。

転職してから4年経ってみて思った事。

その後、面接に行って採用通知を貰った後に二種免許の取得や地理試験のテストを受け、晴れてタクシードライバーという仕事につく事が出来ました。

そして現在、私は確かに17日間の休みを貰いながら50万の給料を頂く事が出来ています。

借金も全て完済。時間もたっぷりとあったので、こういったHPを作る技術だとか経営学を学び、そろそろタクシードライバーとしての職務を終えようかなと思っている今日此の頃です。

4年間。文字にして書くとなんとも味気ないものですが、華の20代の殆どをタクシー運転手に費やしたのですから沢山の出会いや素晴らしい出来事から最低な出来事まで沢山ありました。

人間的な幅も広がり、自分でも成長を感じる事が出来た期間だったと今になっては思います。

タクシードライバーという仕事が嫌で嫌でしょうがなくなった時もありました。かと言えば多くの可能性を秘めている仕事だとも感じる時がありました。

タクシー運転手という仕事を振り返ってみたとき、20代の若僧に対しても600万近くの年収とあまりある勉強の時間を頂けたタクシードライバーという仕事に対する私の想いは『感謝』でした。

私には夢がありますのでタクシー業界に長く従事するつもりは無いのですが、業界を去る前に、タクシードライバーに興味を持っていただいた貴方方のために、私なりに業界のことをお伝えできればと筆を進めていくことにしました。

世間からの「誤解」を感じる時がある仕事

タクシー業界は現在超高齢化が進み、人材不足に悩まされている企業が沢山あります。最近は若い人間が徐々に増え始めているようですが、平均年齢は57歳…。

まだまだ、人材の循環が上手く機能していないのかもしれません。その最たる原因は「タクシー業界の誤解されたイメージ像」にあると思っています。

・タクシー業界は薄給激務
・タクシーは老人がやる仕事
・タクシーは危険な仕事

そう言った事を、お客さんからも言われた事があるし、友人からも言われた事がありました。

でも、それを言った本人は全くタクシー業界の事を知らないで口にしているのです。

つまり、イメージで物を言っている訳です。

この「一般人が持っているイメージ像」が一人歩きしているなと常々思っていたので、タクシードライバーについての中立で偏りない情報を書く事により、タクシー業界をより深く理解されるキッカケになれば幸いです。

タクシードライバーの仕事内容について

タクシードライバーの仕事内容は至ってシンプルです。お客様に乗ってもらい、目的地まで安全に送る。それだけです。

しかし、東京都内の道というは蜘蛛の巣状となっており道を覚えるのは努力が必要です。また、沢山のお客様にサービスをするので中には当然面倒な事を言ってくるお客様もいます。その時に上手く対応したり、嫌な事があった後でもモチベーションを保って仕事に専念するといったメンタルの強さも必要かもしれません。

もちろん、良いお客様と仲良くなり思わぬご縁を頂く事もありますので、この辺に関してはタクシーだけでなくサービス業の良い所でもあり悪い所でもあると言えそうです。

そして、お客様をどれだけ多く乗せられるか?という事がこの職業の明暗を分けるポイントです。

特殊な勤務体系

勤務体系も特殊であり、休みが17日と多い分、一回の勤務時間が長いです。平均して20時間程度の仕事をする事になると思いますが、最低でも3時間以上は休憩を取らなければいけない為、ペース配分を考えた上手い仕事をする事が長く仕事をするために必要な知識です。

逆に、ペース配分や体力の消耗を抑えた売り上げの出し方などを覚えれば、精神的な負担も肉体的な負担も抑えつつ効率的に50万ほど稼げる仕事だとも思いました。

個人的なおすすめは、「さくっと稼いでさっさと帰る」という営業スタイルでした。

給与は完全歩合制

 タクシードライバーは殆どの会社が完全歩合制を採用しています。

完全歩合制というと稼げる反面、稼げないかもしれないという不安がよぎると思いますが、しっかりと仕事をしていれば特別な事をしなくても平均年収である400万を下回る事は無いと思います。

何故かというと、タクシードライバーの歩率というのは意外と太っ腹で、
売上の約60%が自分の給与になります。
つまり、

・60万の売上なら36万の給与
・70万だと42万
・80万だと48万

ほどの給与が貰えるという事です。

このPDFでは、誰もが少なくとも売上80万。
つまり月収にして50万前後の給与を獲得できる方法を書いていきますので、
しっかりと読み込んでいただければと思います。

最近では、保障給与などを支払う会社なども増えてきたので様々なスタイルをとっている会社が増えてきましたね。

仕事は一人で行う

また、営業は基本的に一人で行うので、客待ちの間などに勉強をしたりイヤホンなどでリスニング勉強をするのに最適だというメリットがある反面、一人で頑張るというのは非常にきついものがあるので、仕事仲間や友達と仕事をしながら電話などをしてモチベーションを高めるのは必須だと思います。

幸い私には同年代の気の合う仕事仲間がいたので、凄く助けられたのも事実です。

 転職してみて、タクシードライバーが他の仕事よりも優れていると思った点

タクシードライバーが他の仕事よりも優れていると思った点を簡単にまとめると…

・複雑な人間関係に悩まされることがない
・月収50万程度であれば努力すれば稼げる
・自分のために使える時間が十分にある
・他の職業と比べて、時間がある程度自由に使えるようになるので、趣味や将来の為の勉強に時間を使える。
・自分のペースで仕事が出来る
・今まででは考えられないような人脈が出来る

こんな感じです。一言でいえば「自由」これがタクシードライバーの一番の利点なのかもしれません。

逆にデメリットとえば、

・事故違反に気をつけなければならない
・売り上げを上げないと給料はない
・一回の勤務時間が長い
・一人での勤務が逆にきつい時がある

この四つぐらいです。違反と事故は最大のリスクなので、どうしても怖い場合はタクシードライバーになるのは諦めた方が良いと思います。

デメリットもありますが、それを考慮してでもやりたくなるような魅力がタクシードライバーにはある事も確かです。

タクシードライバーのライフスタイル

私の周りにいるタクシードライバーのライフスタイルをいくつか紹介します。

元々は大手企業役員、ゴルフ大好きよしはらさん

年収:約800万(タクシーのみ)
休日数:月17日
前職:大手役員
年齢:50代
営業スタイル:ガッツリやってガッツリ遊ぶ

【タクシーを始めたキッカケ&一言】

人間関係の問題がなく、家族を大事にできるから。
変な責任も無く、自分の責任を取るだけで生きていけるから。

派遣社員から転身、給料が2倍になった山同さん

年収:約800万(タクシーのみ)
休日数:月17日
前職:派遣社員
年齢:50代
営業スタイル:ガッツリやってガッツリ飲む

【タクシーを始めたキッカケ&一言】

派遣社員だと、生活が苦しくて何か稼げる仕事はないかと考えた時に候補として出てきた。
東京のタクシーをやって本当に良かった。

多分、タクシーがなかったら生きていけない末永さん

年収:約900万
休日数:月25日(夜勤勤務)
前職:運送業
年齢:40代
営業スタイル:稼げる時間に速攻稼いで速攻帰る

【タクシーを始めたキッカケ&一言】

車の運転が好きだった。組織で働くことが不向きだと感じていたので、
一人で売上を作れるタクシーは天職だと思っている。

年下なのにタメ語で話してくるコバンザメ君

年収:約600万
休日数:月18日
前職:人材紹介スタッフ
年齢:30代
営業スタイル:効率的に稼いで、プライベートを重視

【タクシーを始めたキッカケ&一言】

人材にかかわる仕事をしていく中で東京タクシーの事を知った。
自分でもできるのでは?と思い始めてみた結果、性格とマッチしていた。

離婚してボロボロになったときに業界に入った森君。その後、再婚。笑

年収:約700万
休日数:月18日
前職:マネジメント
年齢:30代
営業スタイル:効率的に稼いで、プライベートを重視

【タクシーを始めたキッカケ&一言】

たまたま乗ったタクシーから、稼げると聞いた。
「本当かよ?」と思い調べた結果、本当かもしれないと思い転職。
本当だった。笑
そして再婚できました!


※上記の方々のリアルタイムの売上実績を紹介しています。
タクサポTwitterでリアルタイムの情報を取得する


 

このように、自分の性格や生活に合わせた仕事の仕方をしている事がわかります。

我々の仲間達はかなりレベルの高い方々で月収でいえば60~80万ほど稼いでいますが、

下記のように未経験から転職された方々も
年収550~650万ぐらいは稼げる
ようになっています。
↓  ↓  ↓

タクサポを使って、東京タクシーへ転職した方々の声はこちら

残業をしまくった結果の30歳の平均年収が450万円と言われている世の中で、

休みが17日もあって、この生き方をできるのは最高とは言わなくとも、

将来を見据えた結果の一つの選択肢として考慮しても損はないと思います。

 

転職して一番良かったのは、給与よりも『時間』が出来た事。

他のサラリーマンと決定的に違うのが『時間』の使い方です。

一日に仕事の時間を詰め込む事によって、他の日々が丸々休みとして使えます。

ブラック企業で毎日朝から晩まで働く方がいる中、私達は17日間から20日間も休みを貰える訳ですから、生活の幅や趣味の幅が広がって当然です。

私は空いている時間を勉強や副業に当てていたので、資格勉強をしたい方などにもお勧めできる仕事でもあります。

・家族サービスをもっとしたい
・趣味の時間が作りたい
・夢に向かって勉強をしたり、練習をしたりする時間が欲しい
・労働に対する、十分な給与をもらっていたい
・人間関係で無理をしたくない

こういった願望がある方には、タクシードライバーをやってみると良いかもしれませんね^^

ただ、兎にも角にも稼げなければ意味はありません。それでは一体、どうすれば稼げて、どんな事をしてしまうと稼げないのでしょうか?

東京タクシーで豊かな生活を送るために、
貴方がやるべきことはたった2つです。

効率よく仕事をするためには2つの絶対条件があります。

1.売上を効率よく出す
2.会社選びに失敗しない

この2つです。
逆に言えば、この2つさえしっかりとおさえれば
タクシーで成功する事は難しくなく、月収50万程度の収入であれば普通にクリアする事ができます。


point1,いかに効率的に売上を出すか?

最近はお客様が迎車アプリを使って「タクシーを呼ぶ」という文化が出来上がってきて、
初心者の方でもかなり稼ぎやすくなっています。
なので、後述する会社選びを間違えなければ、

「全く稼げない…とほほ。何てことはありえません。」

真面目にやっていれば月収40~50万ぐらいは稼げるようになります。

しかし、いまからお伝えする売上の上げ方を学べば、
同じ月収50万でも「より短時間で」稼ぐことが可能となります。

僕たちのメンバーには勤務時間140時間で月収50万を稼ぐ猛者がいますが、
彼らもいまからお伝えする基本的な動きを忠実に守っているから効率よく稼げるわけです。

つまり、
迎車アプリ × ドライバーとしての売上スキル = 効率的な仕事

迎車アプリに関しては会社選びのパートでお伝えするとして、
ここパートでは、トップドライバー達の考え方をお伝えしていきます。

売上を上げるのは「魚釣り」をしている感覚に近い。

東京タクシーの売上の出し方は、「魚釣り」をしている感覚に近いです。
東京都全体を大きな池だとイメージしてもらって、
どの場所の何時にどのぐらいの大きさの魚(どのぐらいのお金をもったお客様)が、
どのぐらいの数がいるのかを考えながら、

うまく立ち回って制限時間内に大漁得点を目指すゲームだと思ってもらえれば良いです。

海釣り 趣味診断

まず大事な事は、売上が「何で出来ているのか?」という事を知ること。

僕の会社の売上が上がらないと嘆いている人に共通して言えることは、

「何故、売上が上がらないのかをわかっていない。」という事です。

お客さんがいなかっただとか、運がなかっただとか、何かと言い訳をします。

 

逆に、売りげをコンスタントにあげている方は、例え売上が低くとも、

「今日の仕事の何が駄目だったのか?」

というのをしっかりと理解しています。

 

貴方は、売上というものが何で出来ているのか?という事を知っていますか?

答えは、

売上=客数×単価だということ。

これはどの業界にも共通して言える事ですが、

客数を増やし、客の単価をあげれば、売上は上がります。

だから、まずはこの2つを最大にするための努力を惜しまないことです。

具体的な上げ方については後ほど記述する事にして、

この記事では客数と単価についての考え方を掘って書いていきたいと思います。

重要ポイント1 客数について
~兎に角、客を乗せろ!まずは回数を稼げ!~

まず、タクシードライバー初心者の方が身に付けなければいけないのは、

客数を稼ぐという事です。
小魚ちゃんだろうとなんだろうと、とにかく乗せる事が出来なければ始まりません。

何故かと言うと、単価を上げる事とは違って客数を上げる事は、
勉強と努力によってある程度のコントロールが可能だからです。

具体的な努力の仕方や勉強する事に関しては後述しますが、
まずは客数を乗せられるようになるメリットをここでは紹介したいと思います。

客数を稼げるようになるメリット

お客様を数多く乗せられるようになると、どんな事が起こるかというと、

「売上を安定させる」

という事が出来るようになります。

自分でコントロールしにくい単価とは違い、客数は自分自身でコントロールすることが出来るので、例え単価が良くなくても、ある程度の売上は出せるようになります。

お客さんの数が多ければ、必然的に高額な料金を払ってくれる人も多くなるため、
回数をこなすことはどうしても必要になってきます。

最初は単価とかはあまり気にせず、

どれだけお客様を乗せることが出来るのか?

という事に全神経を集中させることです。
そうやって経験を積むことにより、
道にも詳しくなるし、
自分の仕事の幅というものも広がっていき、

必然的に良いサイクルになってきます。

そして、売上を安定させる。

安定とは、どんな日でも売上が出せるという事です。
タクシードライバーは、

一日に8万円とか9万円とかの高い売上を出すのはもちろん大事ですが、

「コケない」

というのも非常に大事です。
コケるというのは、タクシー業界の用語で、
要は、売上が非常に低かった日の事を言います。

タクシードライバーというのは、出勤日数が少ない分、
一日でもコケてしまうと売上に響いてくるものが大きいです。

だからこそ、 初心者は客数を稼ぐことに集中すること。
そして売上を安定させること。

これが非常に重要です。

客数を稼げない人と稼げる人の仕事の違い

稼げる人と稼げない人の差は、日報を見れば殆どわかります。

(日報と言うのは、その人がその日に何処でお客様を乗せて、どこまで行って、いくらの売上になったかがわかる資料。)

 

稼げない人は、1組の客を乗っけるのに1時間もしくはそれ以上かかっている人もいます。

逆に、稼げる人は、1組の客を乗っけるのに15分程で乗っけています。

 

何故この様な差が出るのかを、解りやすく説明したいと思います。

まず、客数が上がらないケースから。

売上の上がらない人に共通して見られるポイントの1つに、

 

「いつも同じ場所・同じ街でお客様を乗せている」

 

という共通するポイントがあります。

何故、同じ場所なのかはそれぞれに理由があると思うのですが、

稼げないドライバーの根本的な原因は、ほぼこれ一つに集約されます。

客数の上がらない人達の仕事パターンは殆ど、

1.いつも通り「いつもの場所」に行く
2.お客様を乗っける
3.いつもの場所に戻る
4.お客様を乗っける

このような感じです。

いつもの場所や得意な場所を作る事が悪いとは言いませんが、

一番駄目なのは、お客様を下ろした後の動きです。

何故駄目なのかと言うと、戻るのに無駄な時間がかかってしまうからです。

例えば、1つの場所でしか仕事ができない運転手が、30分かけて仕事をしたとします。

そうすると、戻るのにまた30分掛かります。

30分したら元の場所には戻れますが、それからまたお客さまを待つのに30分かかったとします。

この仕事のやり方だと、1つの仕事をしてから次の仕事まで、知らぬ間に1時間が経過しているのです。

限られた時間の中で、1時間に一回しか仕事が出来ないというのは致命的です。

客数も呆れるほど悪い事でしょう。

これを俗に、拠点営業と呼びます。

初心者 稼ぎ方

次に、客数が上がるケースを見てみましょう。

客数を多く上げる人の共通のポイントは、客数を上げれない人とは全く逆で、

 

「どの場所でも仕事が出来る」

 

という共通のポイントがあります。

客数が多い人の仕事の仕方はこんな感じです。

 

1.出勤をしてから、一番近い仕事場所に行く
2.お客様を乗っけて目的地へ向かう
3.目的地から一番近い仕事場所を運転中に考える
4.お客様を下ろしたら、その場所に行く
5.お客様を乗っける

 

あとは、2~4の作業の繰り返し。これが仕事ができる人の基本的な仕事のやり方です。

このように、どれだけ速く仕事の場所に戻れるのか?

という事を常に降ろした場所から一番近い仕事先はどこか?を意識をしながらやっているから効率がよくなります。

俗にいう、「行った先営業」という営業方法になります。

初心者 稼ぎ方

こうやって文章にすると簡単なカラクリですが、これ自体も出来ない運転手は凄く多いです。

 

出来ない人は愚痴ばかり、出来る人はどこにお客がいるのかを考える。

たったこれだけの差で、給料が20万以上も違ってきたりします。

逆に言えば、これさえ出来れば月収50万なんてのは比較的簡単に貰えるようになります。

これって、他の業界で月収50万貰うより遥かに簡単だと思いませんか?

ケースから見る、客数が上がる基本的な考え方

客数を上げるのに重要な考えは2つ、

 

1.『仕事場所を制限しない』
2.『客が多い場所で仕事をする』

 

この2つです。この2つを意識して行う事によって、

 

仕事場所を制限しない事によって、戻る時間が少なくなるので効率が上がる。
客が多い場所で仕事をするから、お客の回転が速くなるので待つ時間が減る。

 

こういったお得な事が起こり、結果的に全体の効率がよくなり、

売上が上がって来るのです。

 

自分の得意なエリアを持つのは良い事ですが、それに固執して他のエリアで仕事をしなくなってしまうと、

非常に効率の悪い仕事しか出来なくなってしまうという事ですね…

タクシーを楽にやりたいのであれば、如何に効率的に仕事が出来るかが勝負となってきます。

そのために、最初は億劫かもしれませんが、

覚えておかなければならない具体的なステップがありますので伝えていきたいと思います。

客数を上げる為の基本的な3つのステップ

客数を上げる為に覚えておくべき3つのステップです。

タクシー運転手をして当たり前な事もありますが、その当たり前なことすら出来ない人が多いのも事実です。

タクシーで楽に簡単に50万円もらう為に、これぐらいの事ははじめの内に覚えてしまいましょう。

基本ステップ1:道を覚える

こちらについてですが、文字の通りです。

タクシー運転手になるためには地理試験というモノを受けて資格をとれますが、

実際に道を走るとちんぷんかんぷんになります。

テストという紙の上で理解をしていたとしても、実際に走ってみると全然違います。

しかし、タクシー運転手になる以上、道のプロにならなければ行けません。

なので最初は勇気をもって色んな所を走って道を覚える事です。

一度憶えていまえばそうそう忘れるものではないので、序盤にしっかりと覚えるように心掛けましょう。あとはナビに頼るというのも良い案です。

ちなみに私はナビを使いまくって道を覚えていきました。笑

まずは都内を走りまくる!そして道を覚える!!それまではナビが大親友!!

それが月収50万までの第一ステップです。

基本ステップ2:客がいる道と時間帯を覚える

そしてそこから派生してくる第二ステップがこちら。

色々なところを走っていると、

 

「あれ?ここ前にもお客さんが乗ったな・・」
「この時間のこの道にはお客さんが沢山いるな・・」

 

といった、乗車するポイントがわかってきます。

こういった事がわかってくると、売上を出すコツのようなものが徐々にわかってくると思います。

あとは、どれだけそのポイントを知っているかが勝負になってくるのですが、それは経験がモノを言います。

兎に角、そういったポイントを意識しながら走る事!!それが大事です。

基本ステップ3:付け待ちの仕方を覚える

「付け待ち」

これは、俗にいう停車をしながらお客さんを待っている状態です。

都内を走っていると、沢山のタクシーがあらゆる所で付け待ちをしているのを発見すると思います。

もしも貴方がタクシーをする場合、この付け待ちをしないで売上を出すのは相当きついと思います。

走りを覚えてきたら、いろんな所に付け待ちをするべきです。

目指すべきは、付け待ちをして平均10分前後でお客様が乗ってくる場所を都内の地域別に3つは持っているという状況です。

それを知っていれば、都内のどこに行ってもお客さんを乗せれる。という状況が出来ますので売上がとても安定してきます。

ここまで道とポイントを知ってくれば月収50万は簡単に出せると思います。

最初はこんなに上手くは行かないと思いますので、一勤務につき1スポット新しい付け待ちを試してみる。そういった努力いずれ結ばれてきます。

 

一番駄目なのは、自分の専門のエリアを作ってしまうということです。

色々な所を積極的に走って付け待ちをして、仕事の幅を広げていきましょう。

商圏は自分のエリアでは無く、東京23区全て。(全てとは言わずとも5区ぐらいは欲しい)

それを目指して頑張りましょう。

重要ポイント2 単価について
~大物をつかまえて起爆剤にしろ!~

ある程度の客数が乗せられるようになって、売上が安定して出せるようになってきたら、

更に売上を上げる為に意識しなければならない事があります。

それが単価を上げるという事です。

タクシードライバーでいう単価を上げるというのは、

長距離のお客様を乗せるという事です。俗にいう大物。マグロやカジキです。

マグロのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

長距離のお客様を乗せることにより、仕事の効率が恐ろしい程に上がる日も珍しくはありません。

単価を上げる為の考え方や方法などは違うページで紹介するとして、

今回は単価を上げる事のメリットや重要性について記述します。

単価を上げるメリット

単価を上げる事のメリットは、

効率的に売上を伸ばすことが出来る。

この一言に尽きます。

そして、仕事が非常に楽になります。

例えば、

客数を10組乗せたとして、その10組が全て初乗り料金の730円だったとします。

その場合、売上は7300円ですよね?

そして、10組乗せるのにかかった時間は3時間…

これだと客数は稼いでいますが単価が悪すぎて売上が上がりません。

時間も掛かり過ぎています。

ところが、1組の客を乗せて、高速を使って10000円以上の距離を使ってくれたとします。

そうなると、場所にもよりますが1時間程度で次の仕事を始める事が出来ます。

売上も良いし、時間もかからない…

非常に効率的だと言うことが分かります。

時給にして6千円(タクシーは売上の6割が給与)…これって凄いことですよね?笑

 

そして、売上も良いと勢いに乗るため、トントン拍子で売上8万円!

なんて事もありえます。

客数を稼ぐだけの方法でも安定して6万円の売上は出せると思いますが、

やはりその先の8万とか9万とかの売上を狙うのであれば、

単価の高いお客様がいる所を意図的に狙って仕事をするというのは大事になってきます。

タクシーは単価を上げれば上げるほど、仕事が楽になる。

タクシーで月収を上げる為には、

【単価】と【客数】のどちらも上げて行かなければなりません。
もう一つの「単価」を上げるという事に関して書いて行きたいと思います。

まず最初に知って頂きたい事は、
単価は客数と違い、コントロールするのが難しいと言う事です。
しかし、経験を積めばある程度のコントロールすることも可能になってきます。

ある大手タクシー会社の独自の調査によれば、

「一万円以上の金額を使ってくれる客は全体の約1パーセント」

という数字が出ています。

つまり、100人お客を乗せて、一万以上のお金を使ってくれるは1人という計算です。

しかし、私や仕事の出来る方の日報を見ると、

20組に1人の日や、多い時は10組に1人の割合で一万円以上のロングを引いている事が分かります。

なぜ、こんな事が違いが起こるのか?

それは、私達がロングの確率を上げる方法というのを知っているからです。

たとえば、

「ある時間に、ある場所に行くと、高確率でロングを引ける」

というボーナスステージの様なものを何個か知っているし、

常にそういった情報に目を光らせているからです。

 

そういった情報を知っているからこそ、タクシーで売上を楽に上げる事が出来るのです。

具体的に、何時にどこに行けば良いというのも伝える事が出来ますが、

それを伝えるだけでは、その場所が使えなくなった時に貴方が困ってしまいますので、

今回は、単価の高い客の探し方をお伝えしていきたいと思います。

 

まず、

確率を上げる為に考える要素は、「時間」と「場所」と「人」です。

それでは、1つ1つ説明していきましょう。

長距離を引くために考えるべき3つのポイント

ポイント1 人

都内には様々な人間がいます。

東京23区で行うタクシーの仕事は基本的に何処で仕事をしても良いという仕事だけに、

様々な人を乗せる機会があります。

性格の悪い人、仏みたいな人、金のない人、金のある人、上品な人、下品な人…

本当に様々です。

その中で、貴方がどんな人を乗せて、どんな人にお客様になってもらいたいのか?

というイメージを持つ事は、本当に重要になってきます。

ポイント2 時間

どの時間が単価が良いのか?どの時間は単価が良くないのか?どの時間にお金持ちが動き出すか?

この様に、単価の高い客がどんな時間にどのような事をしているのかを考える事によって、それに合わせた動きが出来る様になってきますので、時間を考えるというのは非常に大事なポイントの一つになってきます。

また、単価の高い客が出やすい時間帯というのもあるので、その時間帯は単価の高い客を狙って、その時間帯以外は地道に客数を伸ばして行く。

といった様に、仕事のやり方に幅が出てきます。

ポイント3 場所

これも非常に大事な要素の一つです。

一口に東京都言っても、区によって…もっと言えば『街の一角』によって、乗ってくる人間の属性というのはガラッと変わります。

例えば、

板橋区と港区では住民の平均年収が500万ぐらい差があるし、

もっとエリアを絞ってしまえば、赤坂の北側と南側ではお客さんの向かう先が全然違う。

というように、どの場所で仕事をするのか?というのも大事です。

 3つのポイントをまとめると…

単価の高い人間を捜す為には、『何時に?』『どこで?』『誰を?』という考えをベースに仕事を進めて行く必要があります。

ベースの考え方はお伝えしたので、

次は、単価の高い客は『どんな時間』『どんな場所で』『どんな人なのか?』という事を考えていきましょう。

3つのポイントからロングが出そうな場所を実際に考えてみる。

ロングの人はどんな人でしょうか?

お偉いさん、お金を持っている会社の役員、経費を使えるサラリーマン、金遣いの荒い人etc

上記の様に、お金を持っている方や、会社の経費をある程度自由に使える人などというのは、お金を沢山使ってくれる傾向にあります。財布のヒモが固い主婦などと比べると、全く違うお金の使い方をします。

次に、ロングの人達がよくいる場所はどこでしょうか?

赤坂、港区、銀座、六本木、東京駅などのオフィス街etc

東京の中心部には多くの企業が存在します。GDP世界第三位の中心地である港区、中央区、千代田区は、同じ東京都内の中でも頭一つ抜けている「お金が存在するスポット」と言って良いでしょう。

この三つの区を攻略できるようになると、売り上げは飛躍的に上がって行くと思います。

その人達が楽をしたい時間、急いでいる時間は?

仕事終わり、朝の出勤時etc

狙うべきは、「終電前、深夜、朝方、早朝」この4つ以外はロングを狙って乗せる事は至難の業かもしれません。というのも、やっぱり緊急の用事や急いでいる時でないとあまり遠くに行く用事も無いという事が殆どなので、都内から自宅に帰る時や、自宅から都内の中心部に出勤する時などに多くの客が現れる確立が高くなります。

稀に、日中でも多くに行く事がありますが、その殆どがサラリーマンなので、日中に移動する為のサラリーマンを狙うのも手かもしれません。

など、この3つの要素から、ロングの人達のイメージと行動パターンを想像していきます。

その仮説を上手く立てるだけで、ロングを引く確率は相当高くなります。

最初はイメージを作るのが困難かも知れませんが実践を重ねながらこの三つを意識すれば必ずイメージが出来る様になると思います。

例を言えば、

赤坂で、深夜の24時に、酔っ払ったお偉いさんが乗ってきた。

手にはタクシーチケットを持っている。

といった時は、高確率で高速をつかって県外の自宅へ帰ります。

上手く行けば、一撃2万円コースなんていうのもあります。

何故、遠くに行く確立が高いのかと言うと…

赤坂(都内の中心部)で、深夜の24時(終電近くの帰宅時)に、酔っ払ったお偉いさんが乗ってきた。

手にはタクシーチケットを持っている。(チケットは会社の経費なので、羽振りよく使う人が多い)

この様に、3つの要素の中のロングを引く要素を全て満たしているからです。

このように、金持ちが楽をしたい時や緊急の用事があるときなどは、ロングのお客様を引ける確率が上がってきます。

それ以外は本当に運がないと厳しいと思いますね。

だから、それ以外の時間は客数を稼ぎ、地道に売上を伸ばしていく。

その上で、時間が来たら大物を狙って良い場所に行く。

これがやっぱり王道の稼ぎ方です。

最終的に大事なのはイメージと情報

こんな人達!笑

俗に言う、大御所って感じの人達です。
ビックボーナスチャンスです!!笑

こう言った人達はどこにいるのか?

常に研究する様にしましょう。

こういった人がどういった所で他のタクシーに乗っているのか?
どこで遊んでいるのか?
どこで仕事をしているのか?

それを仕事をしながら注意深く観察する事です。

これが一番簡単かもしれません。

こう言った事が出来る様になると…

先ほども紹介したこういったドライバーぐらいの売上が出るようになります。
トップドライバー達の売上の情報

こんな感じで、売上を出すのはゲーム感覚です。
魚釣りに似ています

東京都内を大きな池だとおもって、小魚ちゃんたちを丁寧にたわむれながら、
ここぞというときは大物のマグロやカジキを狙っていく!!

ぶっちゃけ、すごい楽しいです。
大物が乗ってきた時なんてドキドキします!パチンコなどでビックボーナスが出てきた時の感覚とでも言えば良いのでしょうか?あんな感じです。

でも、そればかりを狙っていては、
ギャンブル要素が強すぎて売上が安定しないので、
小魚ちゃんたちをしっかりと狙って売上は安定させていきましょう!といった考え方でOKです。

 

point2,失敗しがちな会社選びの重要性

それでは、大まかな売上の上げ方がわかったところで、今度は売上を出すための土台である会社選びについて記載していきます。

半年以内の離職率が20パーセントを超えるといわれているタクシー業界において、年間相談数1,000人以上の実績のもと、

「どうすればタクシードライバーとして最速で成功することができるのか?」

という事をとことん考え、離職率3パーセントまでに抑える事の出来た会社の選び方になります。

会社選びを間違ってしまうことで、年収にして数百万円、10年単位で見れば数千万円の違いが出てくる可能性もありえます。

大げさだろうと思われるかもしれませんが、適当に会社を選んでしまったことで、取り返しのつかない失敗をしてしまった人たちを私たちはこれまでたくさん見てきました。

何を隠そう、この記事を書いている私も、3社目にしてようやく満足のいくタクシー会社にたどり着いた経験があります。

だからこそ、入社する会社選びというものは、タクシーへの転職で失敗しないために絶対に怠ってはいけないと、身にしみて痛感しているのです。

あなたの会社選びが失敗に終わらないために、ぜひこの記事をご覧いただければ幸いです。

まずは、給与に直結してくる、会社ごとの平均売上の違いを見てみましょう。

タクシーは基本的に歩合制なので、この言葉のように、努力次第では一般的なサラリーマンよりも収入を上げていくことは可能です。

しかし、かといってタクシードライバーになれば誰でも稼げるのかというと、必ずしもそういうことではありません。

冒頭でもご紹介したように、「どんな会社に入社するか」によって、得られる収入には大きな差が出てきます。

※出典元 株式会社東京交通新聞が提供する会員向け資料

会員向けの為、モザイク処理をしておりますが、会社選びをしていく上で非常に大事な考え方になるので参考にしています。
上記は、会社ごとの従業員一人当たりの平均売上から給与を計算(※歩率60%)した金額になりますので、実数値との誤差はありますが、おおよそこのような形になります。

画像を見ていただければ分かるかと思いますが、会社の選び方によっては、年収にしてなんと300万円ほどの差が出てしまう可能性もあるのです。

これらは平均売上ですので、個々の実力に開きがある可能性もありますが、平均売上が高い会社というのは、

立地が良い
・優秀な人材がそろっている
・教育制度がしっかりしている
など、それなりの秘密があります。

このようにして、会社によっては年収にして数百万円もの違いが出てしまう可能性があるのです。

参考程度に平均売上ランキング1位の会社と最下位の会社の従業員の平均年収の開きを割り出してみました。

あくまで月間の平均年収から割り出した年収ですし、各会社によって営業歩合率や乗務日数も変わってくるので多少の前後はありますが、大体の数字は下記のようになりました。

交通資料社のランキングから割り出した年収では、

1位の会社の従業員の平均年収は659万円
最下位の会社の従業員の平均年収は256万円
でした。

その差は、なんと年間403万円…驚くほどに違いますね。

※月間13乗務、歩率60%で計算しています。

また、収入だけでなく、それ以外のところでも実は会社によって大きな違いがあります。

こちらも会社選びの際によくある失敗のケースなのですが、

「平均売上が高いから」

という理由だけで会社を選んでしまい、あなたが求めたタクシーのライフスタイルと、会社側が求める働き方がどうしても合わず、会社とうまくいかずに退職・・・ということも起こりえるので、ここには細心の注意が必要です。

ここからは、売上の出しやすさだけではなく、あまり表に出されることのない、

・会社ごとの待遇
・会社ごとの内部事情

についてまで包み隠さずにお伝えしていきますので、ぜひこの後の内容もしっかりとご覧いただければ幸いです。

次に、働きやすさに関わる「労務環境」の違いを見てみましょう。

※出典元 株式会社東京交通新聞が提供する会員向け資料

上記に出した資料の中に、「稼働率」という項目があります。

稼働率とは、その会社が所有する全タクシーのうち、日々どのくらいの台数が動いているかを示す数値のことです。

例えば、

100台の車を所有しており、そのうちの100台が毎日稼働しているのであれば、その会社の稼働率は100%
となります。

逆に、

100台の車を所有しており、そのうちの50台しか稼働していないのであれば、その会社の稼働率は50%
となります。

つまり、稼働率が高ければ高いほど、ドライバーが常に在籍しているといえるので、

「人材の定着率が高い会社」

だということがわかります。

それでは単純に、稼働率が一番高い会社に入れば良いのかというと、必ずしもそうとは言えません。

上記の画像にも書いてあるように、稼働率の数値によって、勤務日数やシフトの組まれ方に大きな影響が出てきます。

いまいちピンとこないと思いますので、細かく見ていきましょう。

稼働率が高い会社のケース

稼働率が高い会社というのは、会社が所有するタクシーのほとんどが動いているということなので、シフトがパンパンになる可能性が高いといえます。

そのため、「シフトを変えてほしい」、「この日は休みたい」という要望も、あまり受けてくれないかもしれません。

目安としては、90%を超えてくると、稼働率が高いといえるでしょう。

稼働率が高い(90%以上)=定着率が高く、人気がある会社だが、シフトの融通は利きにくい

稼働率が丁度いい会社のケース

稼働率が丁度いい会社であれば、シフトも動かしやすく、比較的融通が利きやすいと考えられます。

定着率も悪くないので、見方によっては、「社員があまり辞めない人気(穴場)の会社」だともいえるでしょう。

80%〜90%であれば、稼働率は丁度いいといえます。

稼働率が丁度いい(80%〜90%)=比較的融通が利き、待遇も悪くない会社

稼働率が低い会社のケース

稼働率が低いということは、単純に、動いているタクシーの数が少ないということです。

つまり、こういった会社は、もしかすると会社内になんらかの問題があり、ドライバーの定着率が低い(すぐに辞める人が多い)可能性があります。

また、定着率が低いということは、あまり利益が出ていないことも考えられるので、極端に稼働率が低い会社は(目安としては70%以下)選択しないほうがいいかもしれません。

稼働率が低い(70%以下)=会社内になんらかの問題がある可能性有り

その他にも見るべきポイント

さらに、会社選びの失敗を避けるためには、以下の7つを合わせて抑えておくとより良いです。

1・二種免許の取得費用や日当は出るのか?
二種免許の取得にかかる費用や、研修期間中の給与がもらえないのは困りますね。

2・事故罰則はあるか?
事故を起こした際、その費用負担が全額自腹になってしまう会社もありますので、しっかりと調べるようにしましょう。

3・寮や借上はあるか?
会社が所有する寮があれば、家賃などの出費を抑えることができますし、会社の近くに隣接していることが多いため、通いやすくなります。

4・隣接したLPGガススタンドはあるか?
隣接したLPGガススタンドがあることで、そこに行くまでの時間が短縮されるため、営業の際の無駄な時間が省けます。

5・立地はどうか
会社はどこにあるのか(人が集まる場所か、まったく人が集まらない場所かなど)によって、売上が大きく関わってきます。

6・未収手数料の有無
現金以外の支払い(クレジットカードやPASMOなど)の場合には、別途手数料がかかります。その費用を会社が負担してくれるかどうかは、収入に大きく関わります。

7・高速代の負担率
傾向として、高い利益を出している会社の場合は、高速代を負担してくれる可能性が高いです。

こういった事は、ボディブローのようにじわじわと給料に関わってきますし、精神的な安定や、働きやすさにも大きく影響してきます。

これらの内容に関しては、別記事で詳しく解説しています。

所属する会社がどの迎車アプリを使っているのかも重要


最近はお客様が迎車アプリを使って「タクシーを呼ぶ」という文化が出来上がってきて、
初心者の方でもかなり稼ぎやすくなっています。

ただし、アプリによってお客様のユーザー数や使ってくれる金額が変わってきます。
所属する会社がどのアプリと契約しているのかを見る事が、その後の稼ぎやすさに直接つながってくる重要なパートでもありますので、会社選びの際には必ず考慮するようにしましょう。

では実際にどうすれば、あなたのニーズにマッチした会社を選ぶことができるのか?

ここまでご紹介してきたように、会社によって、

稼ぎやすいけどシフトがパンパンになる(自由度が低い)
・あまり稼げないけど自由度が高い(休日が多い)
・売上を上げることを強く求められる
・売上を上げなくてもとやかく言われない

など、さまざまな特徴があるため、一概に、「ここが一番よい会社です」ということはできません。

では、何を基準に会社を選べば、失敗を避けることができるのでしょうか?

それこそが、

「入社しようとしている会社の色とスタイルが、あなたがタクシーに興味を持っている理由にマッチするのか?」

ということです。

例えばあなたが、

「タクシードライバーになって収入を上げることが一番の目的」

である場合には、売上の出しやすさ(稼働平均や歩合率の高さ)を意識して会社を選ぶ。

また、

「売上よりも働きやすさ(自由度が高い、長く働ける、など)を重視したい」

という場合には、稼働率の高すぎない会社、副業を許されている会社を選ぶ。

このように、あなたのニーズにマッチした会社を選ぶことが、失敗を避けるために最も大切なことです。

とにかく多く稼ぎたい場合のポイント

まずは、給料重視の「とにかく多く稼ぎたい」場合のポイントをご紹介します。

タクシードライバーは基本的に歩合制のため、もらえる給料は【売上×歩合率】で決まります。

例えば、歩合率が60%の会社で、一ヶ月に80万の売上を出したとすると、

80万円×60%=48万円

という計算になり、一ヶ月の給料は48万円となります。

ですので、「売上が上げやすい会社か?」、「歩合率は高いのか?」といったことをしっかりとチェックしていく必要があります。

そこで重要になってくるのが、それぞれの会社の

・稼働平均
・歩合率
なのですが、ここではその2つについて、順を追って説明していきます。

稼働平均の高さ

こちらの画像の、会社ごとの項目の一つに、「稼働平均」というものがあります。

これは、実際に稼働しているその会社のタクシーが、一日に出す売上の平均数値です。

例えば、この画像のように稼働平均が「62,255」と書かれている会社であれば、一回の営業で平均62,255円の売上を出しているということです。

一ヶ月に13回の乗務をした場合、

62,255円(一回の乗務での売上)×13(一ヶ月の乗務回数)×60%(歩合率)=485,589円

このケースでは、全社員の1ヶ月の平均給料は約48万5,000円となりました。

このように、高い売上を出し、給料を上げていくためには、

「稼働平均が高い会社」

を基準に選ぶことが重要です。

歩合率もかなり重要

とにかく売上を出せる会社であれば給料も高いのかというと、必ずしもそういうことではありません。なぜなら、

「売上に対して支払われる給料は、会社の歩合率によって異なるから」

です。※上記では分かりやすいように、一律60%で計算をしていました。

こちらの表をご覧ください。

→歩合率がたった5%違うだけで、月収にして4万円、年収にすると約50万円もの差が出てしまうことがわかります。

ちなみに、私たちの知る限り、最も高い歩合率を採用している会社は「65%」ですが、どれだけの売上を出したかによって歩合率が変わる場合もあります。

例えばこちらの表のようなイメージです。

このように、かなり細かな歩合率を設定している会社もあるのです。

また、大手タクシーの本社などは歩合率が低い傾向にあり、大手グループなどの方が、本社との差別化を図るために歩合率が高い傾向にあります。

プライベートを重視してゆったりと働きたい場合のポイント

次に、プライベート重視の「より自由度が保たれた状態でゆったりと働きたい」という場合のポイントです。

こちらに関しては、上記でもご紹介したように、「稼働率」の高さを基準に見ていくとよいでしょう。

例えば、もしもあなたが、「給料もちろん大事だけど、プライベートをより大事にしたい」と考えていたとします。

にもかかわらず、シフトをパンパンに組まれたり、希望の休みを受け入れてもらえなかったりするのは、あまり理想的とはいえません。

そういったことを判断できるのが、上記のデータの「稼働率」の高さです。

稼働率が高くなればなるほど、その会社の所有する車のほとんどが常に動いていることになりますので、シフトがパンパンになる可能性が高いです。

目安としては、稼働率が90%以上を超えてくると、

急用が入ったため、一週間後のシフトを変更してほしい
・来月は13日勤務ではなく、11日勤務にしてほしい

などといった要望が、会社に受け入れてもらえなくなるかもしれません。

もしもあなたがプライベートを重視したいのであれば、稼働率があまり高くない(80%〜90%の)会社を選ぶとよいでしょう。

こちらの画像の会社は、稼働平均(平均売上)が5万5千円以上と高いにも関わらず、稼働率が70%台と低い数値になっています。

ということはつまり、実力のある先輩ドライバーが多数在籍し、売上を出しやすい会社でありながら、シフトの融通が利きやすい会社だといえます。

こういった会社は、顧客満足度だけでなく、従業員満足度も高い傾向にあります。

また、判断基準は実はそれだけでなく、

半年先のシフトまで決まっていて、もう動かせない

とガッチガッチのスタイルの会社もありますし、一方で、

・翌日のシフトを変更しても何も言われない
・副業が許されている

といったように、かなりゆるいスタイルの会社もあります。

さらにいえば、遅番しか勤務形態がない会社(勤務形態を選べない会社)もありますが、こういった会社は、プライベートを重視したい方にとって理想的な職場とはいえません。

このように、数字やデータだけでは分からない部分も実は存在しますので、ここまで分かった上で会社を選ぶことができれば、失敗する確率を極限まで減らすことができるでしょう。

将来的に長く働きたい場合のポイント

3つ目は、「タクシードライバーとして将来的に長く働いていきたい」という場合のポイントです。

「将来的に長く」ということは、

収入もそこそこ稼ぎながらのんびり働きたい
・売上に関してとやかく言われたくない
・どちらかというと、収入よりも働きやすさが欲しい

といったことも重視されているのかもしれません。

そういった場合には、「稼働率」と「稼働平均」のバランスを見て考えていくといいでしょう。

こちらの画像からもわかるように、具体的には、

稼働率→75%〜80%
・稼働平均→4万8千円〜5万5千円
の会社が、長く働きやすい会社だといえます。

例えば、

・月に11日の勤務
・稼働平均が5万円
・歩合率が60%

であれば、一ヶ月の収入は33万円となります。

稼働率が80%でシフトにも融通が利き、かつ30万円以上の収入を毎月得ることができれば、将来的に長く働いていきたいというニーズにはマッチするかもしれません。

ある程度収入を得ながら長く働いていきたいという場合には、このような視点をもって会社選びをするとよいでしょう。

ご自身のニーズに会わない会社に入ってしまうと・・・

ご紹介してきたように、タクシー会社にはそれぞれの特性があり、単純に

・大手会社だからたくさん稼げる
・無名の会社だからあまり稼げない
・このデータの順位が高いから稼ぎやすい会社である

必ずしもこうではないということを、ぜひ覚えていただけると幸いです。

また、もしもあなたのニーズに合わない会社に入ってしまうと、働くこと自体がストレスになってしまいます。

そうなれば売上も出せなかったり、クレームをたくさん受けてしまったりということにもなりかねません。

ご自身のニーズと、その会社のもつ特徴がマッチした会社こそが、結果的に、あなたにとっての「いい会社」になっていきます。

このように、「世間的に」ではなく、「あなたにとっての」いい会社を選ぶことが一番重要です。

そして、こういった会社ごとの情報は、基本的には入手できないということも理解しておくとよいでしょう。

おそらく、各会社の管理者ですら、自社の数字を正確に把握している方は少ないはずです。

では、まず最初にあなたはどうすれば良いのか?
我々『タクサポ』に相談してみてください。

この書籍でお伝えしたように、
東京都でタクシーをやる場合に、成功と失敗を分ける大きな問題が2つあります。

1.会社選び
2.売上を出せるかどうか

この2つです。

この2つを間違うと、タクシーの本当の素晴らしさを理解せぬまま業界を去ることになる場合もあります。

逆に、この2つの問題を事前に理解しておくことで、業界の良さやメリットを存分に受ける事ができるようになります。

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以下が、タクサポの判断基準です。

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23区に特化したからこそ、こだわりを持って選定をすることができる

タクサポ以外の転職サイトで入社した人(タクサポのサポートを受けていない人)を比べたグラフです。上のデータはタクサポのサポートを受けていない人、下のデータは受けている人で、入社後6ヶ月のデータです。

その数値を見ていただければその違いがすぐに分かるかと思いますが、まずは2つの表の一番右下の数値を見てください。

平均月収が、およそ17万円も違ってきます。このように、東京でタクシーをやる場合は、
情報をどこから手に入れるか?というのが非常に重要になってきます。

 圧倒的な理由2・売上を上げる為の圧倒的なアフターフォロー

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この東京タクシー業界において、
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この書籍で東京タクシーに興味をもっていただけたら何よりです。
その際、様々webサイト等で沢山の情報を取得されると思いますが、
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最後まで見てくれた、貴方の人生がより豊かになる事を祈っています。
この度は本当にありがとうございました。

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